社長のセクハラに苦しんでいるひともいるでしょう。
社長のセクハラが理由で会社を辞めたい
残念ながら世の中の社長が全て人格者なわけではなく、相手を平気で傷つけるようなひともいます。
セクハラは現代では大きな問題となっていますが、それでも根絶したわけではありません。
会社内の権力をいいことに、女性従業員に対して迫ってくる上司もいます。
セクハラ加害者は一種の病気?
セクハラをする加害者は、一種の精神的な病気のように思います。
自身の欲望に任せて相手を傷つける行為は、普通の精神状態ではありません。
加害者の精神面に、大きな問題を抱えているように思います。
セクハラは違法行為
また、セクハラは人権を無視し相手に危害を加える違法行為になり、刑事や民事責任が問われる可能性は十分にあります。
- 刑法では、傷害罪・強要罪・強制わいせつ罪など
- 民法では、不法行為責任など
社長が加害者だと誰も注意できない
違法行為であることが考えられながらも、社長が加害者の場合は、セクハラの事実を注意すれば自分の立場が危ぶまれるため、社内の誰もなかなか注意できないのです。
なので、セクハラで一部の従業員が傷つけられているのを知っていながら、見て見ぬ振りをする職場もあるのです。
セクハラに耐えても止むことはなくエスカレートしていく
また、セクハラの被害者は、日常的に人権侵害をされているのにも関わらず、お金や生活のために、懸命に耐えようとする女性も少なくありません。
しかし、耐えようとすればするほど、さらにセクハラはエスカレートしていくことがあります。
我慢し続けると精神的に病むことも
また、懸命に耐えている最中でもセクハラされることがあり、耐えきれなくなると自身の精神にも支障をきたすことがあります。
セクハラは、加害者の身勝手な行為なので、いくら我慢しても簡単に病むことはありません。
むしろ、我慢し続けることで、自分の精神状態をおかしくしてしまう可能性もあります。
人権侵害に黙っている必要はない
そもそもセクハラは、人権侵害で違法行為に触れる可能性は十分にあるので、黙って被害を受ける必要はないのです。
多くの女性が泣き寝入りをしている事実
しかし、実際は対応策がわからず、多くの女性がセクハラに泣き寝入りをしているのが事実です。
セクハラ加害者も、被害者が反抗してこないことをいいことに、セクハラを続けていることもあります。
泣き寝入りをしても、何も解決はされないのです。
セクハラ被害に遭っているひとは外部の助けを求めること
ただ、社長がセクハラをしている場合は、会社の誰かに相談しても一向に解決されないことが考えられます。
なので、労基やハローワークなど、外部の機関に相談してみることです。
また、会社を辞めたくても、社長が辞めさせないように仕向けるかもしれません。
本来、従業員が辞めることを会社が止める権利はないのですが、もし自分ひとりで退職の意向を伝えるのが難しい場合は、下記のような退職代行サービスを利用してみることです。
このようなサービスに代行依頼をした方が、スムーズに退職できる可能性もありますし、セクハラで受けた精神的苦痛に対しての賠償請求もサポートしてもらえるかもしれません。
興味ある方は、一度相談してみると良いでしょう。
自分に嘘をついてまで今の会社で働くべきなのか
果たして、このまま自分に嘘をつきながら、今の会社で働くべきなのか、よく考えてみることです。
世の中には、もっと健全で普通に仕事ができる会社もあります。
いつまでもセクハラをしてくる社長の元で働く必要はありません。
辞めるときは「会社都合」で!
また、セクハラが原因で会社を辞めるときは、「会社都合」で辞めると良いでしょう。
「会社都合」にすれば、辞めた後の失業保険も早くもらえます。
上司から嫌がらせを受けてたことが原因で離職した場合は、「会社都合」の対象となります。
セクハラが肯定される会社にいても不幸なだけ
セクハラが当たり前のように起こっている悪質な会社で働いても、自分が損をするだけです。
何も良いことはなく、精神的にも肉体的にも傷つけられるだけでしょう。
また、次の被害者を生まないためにも、今こそ行動に起こすときかもしれません。
違法行為を黙って放っておく必要はないので、外部の力も借りながら、毅然とした態度で対処すると良いでしょう。