パワハラ被害に遭い、会社に行くことができないひともいるでしょう。
パワハラに苦しみ会社に行けない
この記事を書いている私自身も、過去に壮絶なるパワハラを受けた経験があるので、会社に行けなくなる状況はよくわかります。
本当に、パワハラで精神的にも肉体的にも消耗し切ってしまうと、会社に行こうと思っても、体が動かないのです。
そういうときは、身体がシグナルを発しており、かなり危険な状態です。
それでも出社を促す理不尽さ
しかし、それでもパワハラ上司は「会社に来るよう」促してくることがあります。
パワハラをする上司ほど、パワハラを受けて休むことを認めない傾向にあります。
「パワハラに耐えるのが美徳」という間違った固定観念
日本社会では、まるで「パワハラに耐えることが美徳」かのように、間違った固定観念を持っているひとも少なくありません。
たとえ、理不尽なことがあっても、それを耐えることが当たり前かのように刷り込まれることがあります。
中には、「倒れるまで働く方が良い」という考えを持つ上司もいて、そういう上司の下につくと、身体を壊すまで働かされることもあります。
パワハラに耐え続けると命を落とすかもしれない
しかし、パワハラに耐え続けると、精神的にも肉体的にもかなり追い込まれます。
ひとによっては、うつ状態になったり、最悪の場合は自ら命を落としてしまう可能性もあります。
つまり、パワハラに耐えることは、自身の命にも関わる非常に危険な行為でもあるのです。
いくら我慢してもパワハラはなかなか止まない
また、パワハラはいくら我慢しても、そう簡単に治るものではありません。
パワハラを行う上司の考えが変わらない限りは、いくら我慢してもなかなかパワハラは止むことがありません。
パワハラを耐え続けても、ひたすら攻撃されるだけになってしまうこともあります。
会社に相談しても必ずしもパワハラが止むわけではない
もし、パワハラを受けたら会社に相談した方が良いと思いますが、必ずしも会社がパワハラを解決してくれるわけではありません。
例えば、パワハラの上司が会社で大きな権力を握っているひとだと、誰も注意できないことがあるからです。
なので、会社に相談しても、必ずしもパワハラが止むわけではないのです。
パワハラを受けながら自己否定に走るのは危険
また、パワハラ被害に遭っているひとは、上司から「お前が悪い」など言われ続けると、まるで本当にこちらが悪いかのうような誤解をしてしまいがちです。
しかし、このような自己否定に陥ると、さらに精神的にも落ち込み、逃げ道がなくなるので危険です。
特に、真面目なひとほど、パワハラ被害を受けても、上司から言われたことを鵜呑みにしてしまい、自己否定に陥りやすいのです。
自力の退職が難しいようなら外部に相談してみる
このままパワハラに無理にして耐えて、会社に行くのは危険です。
もしかすると、働けない身体になってしまう可能性もあります。
もし、会社に行くことができず、なかなか自分の意思で辞めることを伝えられない場合は、下記のような退職代行サービスを利用する方法もあります。
このようなサービスを利用することで、本人の代わりに退職手続きを進めてくれます。
パワハラで苦しみ、会社に行けないひとは、一度相談してみると良いでしょう。
パワハラから離れると本当に世界が変わる
パワハラから離れられると、本当に世界が変わります。
それまで苦しんでいたのが嘘のように、平和な日々が訪れます。
私もパワハラで会社を離れましたが、退職すると「いかに自分が狭い世界で苦しんでいたか」がよくわかります。
長くひとつの会社で働き続けると、なかなか外の世界が見えにくくなるものです。
しかし、会社を離れてみると、外の世界は全く違うことがわかるはずです。
パワハラの苦しみから離れることに意識を向けた方が良い
どんなにパワハラに耐えて、無理して会社に行っても、なかなか状況は変わりません。
むしろ、自分に嘘をついて無理をすることで、自分の身体も人生も台無しにしてしまう可能性があります。
なので、いつまでも無理して耐えるのではなく、我慢することは必ずしも正しいことではないので、パワハラから逃れることに意識を向けることです。
上司の考えが必ずしも正しいわけではなく、むしろ間違っていることも多いですし、今の会社が全てではありません。
会社よりも自分の人生こそ大事にすることです。